はじめに
「先週何したっけ?」をゼロに:Obsidian + Claude Codeを業務アシスタントに - エムスリーテックブログ にあった、 Obsidian の query による 検索結果の埋め込み で Markdown のタスクを1箇所に集めるアイデアがとても便利に感じました。それと、GTD (Getting Things Done) を組み合わせることで、めんどくさいタスク管理と活動の記録の労力を最小化することで、滞りがちな日々のアウトプットを増やしていけるのではと思いました。
この記事は、このひらめきのしくみを構築したときのスナップショットです。 やりかたは日々の取り組みの中で改善されていくことでしょう。
Vault のディレクトリ・ファイル構成
基本のディレクトリ構造:
Vault Root
|- _workspace
| |- 00_archives
| | |- yyyymmdd_ZZZZZZZ.md
| | ...
| |- 01_projects
| | |- XXXXXXXX.md
| | ...
| `- 02_someday
| |- YYYYYYYY.md
| ...
|- To Do.md
|- ※公開用ドキュメント
...
基本のディレクトリ構造のように、_workspace 以下に各種ディレクトリを用意します。
00_archives- 完了や廃止したプロジェクトファイルを日付のプレフィックスをつけて保管する
01_projects- 進行中のプロジェクトのファイルを配置する
02_someday- それ以外のアイデアをとりあえず放り込んでおく
ファイルはプロジェクト (目的、アイデア) ごとに作成して、プロジェクトファイルの中に ## To Do リストを持ちます。
XXXXXXXX.md:
...
## To DO
- [x] XXXX
- [/] YYYY
- [-] ZZZZ
## ※以下活動した記録の見出し
...
タスクのステータスは自由に種類を増やすことも可能です。
[ ]: 未着手[/]: 進行中[x]: 完了[-]: 中止
To Do.md を次のような内容で作成します。
To Do.md:
## Projects
### To Do
```query
line: "- [/]" path:(/\/01_projects\//)
```
### Doing
```query
task-todo:"" path:(/\/01_projects\//)
```
## Someday
```query
task:"" path:(/\/02_someday\//)
```
Obsidian で GTD を効率的にまわす
GTD (Getting Things Done) のすべてのタスクを1箇所に集めるというのを To Do.md で実現しています。Project、Someday も GTD で語られているように対応しています。ただし、すべてのタスクは Project に属させます (プロジェクトにするほどでもない場合は _misc.md のようなファイルを作成してタスクだけその中に書きます)。日々、To Do リストをメンテナンスするという手間を避けるために Obsidian のクエリーで自動的に進行中のプロジェクトのタスクだけが分類されるしくみです。
ひらめきややらないといけないことは多々あれど、忙しい日々の中で可処分時間には限りがあります。
すべてを実行することはできません。ひらめいたアイデアや暇ができたらやろうと思ったことは、とりあえず思い出せる程度の内容で 02_someday にファイルを作成します。
そして一旦忘れます。
今やることだけを 01_projects に移動させて、それに集中して取り組みます。
プロジェクトが完成したら 00_archives に放り込むか、内容を整理して公開用ドキュメントとして Obsidian Publish、Zenn、Qiita などで公開します。