いつ読むか?

  • 既存の認証基盤がある状態で OAuth2/OIDC 対応が必要になったとき
  • 認証方式(パスワード、パスキー、MFA 等)を自由に選びたいとき
  • プロトコル層の実装を自前でやりたくないとき

読書メモ

Ory Hydra は「ヘッドレス」な OAuth2/OIDC 認可サーバー。認証ロジック自体は実装せず、プロトコル層に特化している。

核心的な特徴

  • 認証をしない設計:既存のユーザー DB・認証システムをそのまま活用できる
  • OAuth2/OIDC の仕様準拠部分だけを任せられる
  • OpenID Connect Certification 取得済み
  • PKCE、リプレイ攻撃対策などセキュリティ機構を内包

アーキテクチャ

3 層構成:

  1. Public API(4444) - クライアント向け OAuth2 エンドポイント
  2. Login/Consent Provider(3000) - カスタム認証ロジックを実装する領域
  3. Admin API(4445) - 認証結果を Hydra に通知する内部連携用